美容皮膚科と保険

それではまず、そもそも美容皮膚科というのがどのような存在であるのかについて紹介します。科という言い方をしていることからもわかるように、美容皮膚科というのは病院の一種です。通常の皮膚科がただ皮膚疾患を治すことを目的としているものであるのに対して、美容皮膚科というのは「綺麗な肌」を作ることを目的としていることが大きな特徴となっています。

通常、医療行為の料金というのは「健康保険」によって補助されるようになっています。病院を利用した場合、通常であれば患者が負担することになる金額は医療費の3割となります。皮膚科の治療は、多くがこの健康保険の適用が受けられるために3割負担となりますが、美容皮膚科の場合には適用外となる場合が多く、全額負担が必要になるケースが多く見られます。

日本は「混合診療」が基本的には認められていません。混合診療というのは、保険適用治療と非適用治療を共に行った場合に、適用部分と非適用部分の金額を別にするという仕組みです。ですから、非適用治療を共におこなえばすべて非適用となります。そのため、通常であれば保険適用になる治療についても、全額負担が必要となる仕組みとなっているため注意が必要です。